プロフィール / Profile
東伴子 Dr. Tomoko HIGASHI
グルノーブル・アルプ大学外国語学部日本語科-Lidilem 准教授 / Associate Professor, Université Grenoble Alpes,
Japanese section, Department of Foreign languages-Lidilem
グルノーブル・アルプ大学准教授、日本語科責任者。グルノーブル第三大学にて言語学修士号、博士号取得(1986)。フランスの大学で30年以上教鞭を取り、フランス語母語学習者を対象に言語コミュニケーション能力を重視する日本語教育を研究・実践。「CEFR B1レベルの言語活動・能力を考えるプロジェクト」(ルーヴァン・グルノーブル)、「AJE-CEFR プロジェクト-評価基準」などにも取り組む。近年はCEFR準拠日本語オンラインテスト開発(Innovalangnues, ANR, IDEFI研究費)に従事(2015~2019)。長年バカロレア採点者を務める。
研究分野 / Research Interests
相互行為・談話分析、異文化間語用論、日本語教育
主要業績
相互行為のメカニズム探求、会話とドラマ分析による研究(ジェンダー、ポライトネス)、日仏対照語用論の分野での論文、発表多数。日本滞在を経て学習者の相互行為参与の形がどう変わったか ―マルチモーダル的分析(AJE, 2016年), Analyse
des particules interactionnelles du point de vue du genre à travers les
feuilletons et films japonais des années 60 à nos jours. (2016, Japan pluriel,2018) など。テスト開発・評価に関する発表論文にDeveloping a Japanese Language Test for a
Multilingual Online Assessment System: Towards an Action-oriented Approach to
Japanese Instruction in Europe (ALTE, 2017共著)など。日本語教材に、Parlons
japonais A1 (PUG 1887年初版、最新改訂版 2016年共著)など。